ラベル

2013年4月8日月曜日

マルティナは海 (2001・西) [5.5/10]

Huluでたまたま見つけたので観てみたスペイン映画。
小さな港町に高校教師として赴任してきたウリセス。
彼はマルティナという女性に恋をし、やがて惹かれ合い結婚し子供も生まれる。
しかしある日釣りに出掛けたままウリセスは帰らず、彼の乗っていたボートの残骸だけが発見され、しめやかに彼の葬儀が行われる。
数年後マルティナは富豪シエラと結婚し平穏な日々を送っていたが、そこへ死んだはずのウリセスから電話があり、彼女は困惑する。
やがて2人は再び愛の火を灯すが、海の上で悲惨な最期を迎える、という内容。
監督はハモンハモンや裸のマハなどでお馴染みスペインの巨匠ビガス・ルナ。
ペネロペ・クルスを見い出したことでも有名な彼が主演に抜擢したのがマドリード出身のレオノール・ワトリングで、この作品はとにかく彼女の美しさに尽きる。
海と詩がテーマになっており、場面転換の際には必ず海のカットが挿入され、ウリセスの読む詩が物語の展開を暗示している。
官能表現が露骨過ぎず、前半は抑え目だが後半はちょっと多い。
そもそもラブストーリーが個人的に好みではないが、両者を結び付ける強い愛に感動。
ちなみにかなりテンションが上がったのが、クラブで踊るシーンでバックに流れている曲がスキャットマン・ジョンのScatman's Worldだったこと。
とりあえずかなりニッチな作品です。

0 件のコメント:

コメントを投稿