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2013年4月6日土曜日

ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日 (2012・米) [7.0/10]

とにかく3Dの映像美に尽きる映画。
映像がそれだけ素晴らしいっていうのは勿論だが、逆に言うと脚本や演技等に語るべき点は多くはない。
ストーリーは回想形式で分かりやすく、最後に一捻りあるのが面白い。
劇中に伏線が何箇所かあり、リチャード・パーカーという虎の名前も裏に暗示するような意味があります。
今年度のアカデミー賞では視覚効果賞、撮影賞、作曲賞、そして監督賞の最多4部門を受賞。
アン・リー渾身の1作という気合いは十分伝わってきて、この壮大なプロジェクトをまとめ上げたところが評価され監督賞の受賞に至ったのだろう。
繰り返しになるが映像は本当に素晴らしかった。
よって映画館で3Dで観るのがベストで、Blu-ray発売後に家のTVで観るのではこの作品の本当の価値は分からないだろう。
総合的にエンターテイメント性の高い映画と言えるし、結果として今年度アカデミー賞最多受賞作品となったので、時間があったら観てみる価値はあると思います。
http://www.foxmovies.jp/lifeofpi/

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