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2013年4月7日日曜日

世界にひとつのプレイブック (2012・米) [8.0/10]

今年度アカデミー賞で作品賞、監督賞、そして主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞の全演技部門に31年ぶりにノミネートされた話題作。
前半はストーリーにあまり大きな波はないが、後半から終盤にかけて一気に畳み掛ける感じ。
監督はデヴィッド・O・ラッセル、前作はザ・ファイター。
これだけの俳優陣のこれだけの素晴らしい演技を引き出している点で監督賞へのノミニーは当然。
結局受賞したのは主演女優賞のジェニファー・ローレンスだけだったが、ロバート・デ・ニーロもジャッキー・ウィーヴァーも印象的な演技をしていることは言うまでもない。
その中でもブラッドリー・クーパーがハング・オーバーから見違えたように1人の役者として最高の演技を見せていたと言っていいだろう。
精神障害を患い妻への接近禁止命令が出ている危険な夫という難しい役どころながら、最後までまったく飽きさせない素晴らしい演技だった。
本国ではかなりの話題作なので日本でももっとヒットしてもいいと思う。
恋愛模様も家族愛も生き生きと描かれており、心から感動出来る作品だと思う。

http://playbook.gaga.ne.jp/

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